日本HP昭島工場見学
2011-09-14


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9月9日(金)、日本HP昭島工場見学へ行って来ました。 新宿より中央線に乗り、立川で青梅線に乗り換え、昭島で下車。 昭島工場に19時30分集合でしたので、昭島駅に到着した時は、 あたりはすっかり暗くなっていました。 暗くてちょっと不安でしたが、約10分歩いて、 迷わず日本HP昭島工場に到着しました。

会場に通され、ビジネスノートPCの展示がされてましたので、 早速写真撮影です。 すでに日本生産を実施しているデスクトップPC、 ワークステーションに加え、8月よりビジネスノートPCも 東京生産 (禺画像]) が開始されました。


東京生産の3つのメリット

  1. 納期が短い
    注文から5営業日納品が可能。
  2. 故障率の低減
    製品輸送の時間や積替え作業を最小限にし、輸送時の揺れや、 積替え時の衝撃による初期不良、 故障などの発生率を低減させることが可能。
  3. 迅速なフィードバック
    日本に生産の拠点があることにより、 製品への要望などを 現場に迅速にフィードバックすることが可能。

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21時より約1時間かけて、工場見学です。


PC製造ライン
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アッセンブリー(組み立て)

1つのラインに必要な作業者は7〜10人で、製品や生産台数によって 調整されています。 約1分に1台の割合でPCの組みたてが完成します。 製造ラインの流れ作業ではなく、たった6mのラインでの手作り感覚。 ノートPCの場合、筐体にマザーボードが取り付けられた状態で、 そこに、お客様からのカスタマイズにより、プロセッサ、メモリー、 HDD等の取り付けで、各約2万から17万通りの組み合わせがあります。 そして、使用される部品はバーコード管理され、 間違った部品の選択や必要な部品がないと、エラーメッセージ が表示され、先に作業が進めません。 つまり、生産指示書がなく、ペーパーレス化でミスを防ぐ方法です。


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プリテスト(初期動作試験)

CPUクロック周波数、メモリー容量、HDD容量等の、ハードウエア構成の自動 検査、及び、対話式テストの工程です。 専用のソフトウエアをネットワーク経由で、1台1台にダウンロードしテスト を行います。 オペレーターがオーダーIDと本体のシリアルナンバーを入力( バーコードスキャン)をして行います。 当然のことながら、ミスを無くすためにIDやナンバーはユニークなものです。 テスト項目数は、対話式テストと自動検査の合計で最大50項目です。


ラインイン(連続動作試験)

プリテスト(初期動作試験)が終わったPCには、高負荷テスト等連続動作試験 がサーバーにより行われます。


ソフトウエアのインストール

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