10年以上前から、スポーツクラブへ通っています。そこの設備にサウナ風呂があります。 トレーニングをした後、サウナ風呂で一汗かくのもとてもいいです。

さて、一体サウナ風呂にはどんな効果があるのでしょう？？
ちょっと調べてみました。

スポーツや労働による汗には及ばないにしても、サウナ風呂でかく汗にも、疲労物質が多く含まれます。 その結果、体調は良くなり、毛穴は大掃除されますから、肌もツルツルになります。 しかし、これはサウナにしかない効果ではないようです。 サウナの効果の真髄は、何と言っても「温冷浴」にあります。 「温めた後、最後に冷たい水をかけると効果は倍増します」というところで。 温水浴→冷水浴→温水浴→冷水浴を幾度も繰り返すのを、温冷浴といいます。 この温冷浴の最大の効果は、�@脳と自律神経の鍛錬、�A血管や皮膚の鍛錬にあります。
寒い時には熱を外に奪われないようにせねばなりません。そのためには、皮膚や血管をギュッと引き締めます。 これは、脳と自律神経のうちの交感神経が共同作業で行います。 次に、暑い時ですが、この時には寒い時とは反対に、体の中の熱を外に発散しなければなりません。 そのためには、血管や皮膚が弛緩し、毛穴が開き、汗が出ます。 この作業は、脳と自律神経のうちの副交感神経が行います。
サウナを利用することで脳と自律神経は鍛えられ、正常に働き出します。 その上、血管も伸び縮みしますから弾力性がつき、血行が非常に良くなります。 その結果、当然からだの調子が良くなります。 そのため、慢性のリウマチ性関節炎や、自律神経失調、更年期障害にも効果があるといわれているようです。

又、その他次のような効果もあるようです。

• 血行促進で肩こり解消
  
  肩こりや筋肉痛の原因は、主に筋肉の過度の緊張や血流の不足です。 サウナ浴をすると血行がよくなり、筋肉内を循環する血液量が増え、 肩こり、腰痛などの神経感覚的症状が改善する効果が期待できます。
  
  
  
• 酸素摂取をよくして疲労回復
  
  サウナに入ると呼吸は安静時の２倍近く増えます。 その結果、酸素の摂取量が増え、代謝産物を分泌するなど肉体疲労を回復し、 エネルギー再生産がなされて疲労回復の効果が期待できます。
  
  
  
• 温度刺激でストレス解消
  
  サウナによる高温の空気が全身の皮膚を刺激し、中枢神経の興奮が高められます。 これにより、神経による身体機能の調整が促されストレスの解消につながるといわれています。
  
  
  
• 汗腺・皮脂腺も清潔
  
  サウナによる筋温や血液温の上昇によってできた疲労物質は、 汗となって体外に分泌されます。 体温が約38度になると、全身の汗腺から汗がでます。 同時に毛穴にある皮脂腺から油が、アポクリン腺からは鼻を刺す臭いがでて、 汗腺の機能を高め、皮膚や皮下組織を洗浄する効果があります。
  
  （「素晴らしきサウナ効果！」より抜粋）
  
  
  
  
  

  サウナ風呂

  
  

  サウナ風呂（サウナぶろ）、または単にサウナとは、湯を満たした浴槽に入るのではなく、温度が非常に高い部屋に裸で入ることによって、汗をかく風呂。蒸し風呂のこと。
  

  
  

  歴史

  
  

  一般にサウナの発祥はフィンランドとされる。1000年以上の歴史があり、各家庭には必ずといってよいほどサウナがある。体への負担を考慮し、週1回程度の利用が多いようである。
  

  
  

  概要

  
  

  フィンランドサウナなどの乾式のもの（狭義には、これのみをサウナという）と、スチームバス、ミストサウナなど湿式のものがある。日本古来のかま風呂なども湿式サウナの一種である。
  乾式の場合、室温は80〜100℃もあるが、乾燥しているため火傷を起こさずに済む。ただし、金属性の装身具を身につけたまま入ると、熱くなって危険である。